歯科コラム
歯科医院のホームページ費用の相場っていくらぐらい?
ホームページにかけるお金。費用。製作費。
歯科医師仲間の話だと、ある人は「200万円かけた」と言い、またある人は「俺は30万円だった」など、値段がピンキリで相場がわかりづらいと思います。
この記事では、ホームページ制作の価格の決まり方を知って頂くことで、どういうホームページを発注するか?の判断の一助になればと思います。
関連記事:「歯科医院のホームページ(WEBサイト)を運用するメリット・デメリット」
目次
スマホ対応で歯科ホームページ制作相場上昇
実は2016年頃から、本格的に普及しはじめたスマートフォンへの対応により、ホームページ制作の相場は1.5倍ほど高騰しました。
そのため、それ以前にホームページ制作を外注された方は、2016年以降にあらためて新規、またはリニューアルで制作依頼すると「高い!」と感じてしまうことが多いと思います。
歯科医院のホームページのアクセスのうち、スマートフォンからの閲覧が平均値70〜80%ほどを占めています。
そのため、歯科医院のホームページを「スマホでも綺麗に見やすくつくること」が今や必須項目です。
また、Googleによる「モバイルフレンドリー/モバイルファーストインデックス」の流れから、2024年7月にはパソコン用のGoolge botのクロールが終了することが発表されています。
より、パソコンよりもまずはモバイル(スマホ)という流れは強まっているのです。
たとえホームページ制作費用が高くなるとしても、スマホにしっかり対応したホームページ制作することが重要であり、正解と言えるのです。
歯科ホームページの価格はどう決まる?
ホームページ制作会社の経営では、「人件費」がコストのほとんどを占めます。
パソコン表示のみのサイトをWEBデザイナーとWEBエンジニアが制作する時間と、スマホまで対応する時間では1.5倍ほど制作時間が余分に必要となります。
そのため、制作費も1.5倍で反映することになります。
制作するために使う時間により価格が反映される(人件費)のが一般的です。
相場より安いサービスは、それだけ制作時間をかけることが出来ないため、安い=品質が低いはどうしても避けられません。
逆に制作費が高い会社は、品質を高めるために時間をかけてデザインしたり機能を開発をします。
またノウハウも豊富にあります。
「制作したホームページから新規患者獲得ができている」など、結果を出せるのであれば、多少値段が高くても十分にペイします。
投資に見合った効果が出やすくなります。
つまり、一概に価格が高いから良い・悪いは判断できないと言えます。
「あなたの目的に見合った価格帯なのか?」が判断ポイントです。
経済状況に合わせて、どのレベルまでホームページにこだわる費用を捻出できるのか、検討してみましょう。
関連記事:「歯科ホームページ制作の流れ/発注から納品までの期間は?」
歯科ホームページ制作の相場目安
ここからは、「ホームページ制作の相場の目安」について解説していきます。
ホームページ制作の相場を理解するには、大きくわけて3つのパターンを理解しておく必要があります。
歯科ホームページ制作:一般タイプ
地方にあるホームページ制作会社の歯科医院の実績がある会社へ依頼する場合、制作費の相場は50万円〜100万円以上です。
ちなみに、アルサーガパートナーズ・フロンテイアビジョンスタジオではこの価格帯です。
なお、7大都市圏だとこれより30%程度上がります。
ただし、インプラント、マウスピース矯正などの自由診療をWEBサイトから集客するマーケティングを伴う場合や、ページ数が非常に多い場合などは、100万円〜200万円かかっても不思議ではありません。
ランニングコストは、サーバ運営保守費用として月額4000円〜10,000円ほどかかるケースが多いです。
歯科ホームページ制作:低価格タイプ
フリーランス・個人会社に依頼するホームページ制作費は20万円〜50万円が相場です。
ランニングコストは、サーバ運営保守費用として月額4000円〜10,000円ほどかかるケースが多いです。
しかし、「品質の良し悪し」や、「納品後に連絡が取れない」などのトラブル発生比率が高い点にはご注意ください。また、基本的なSEO対策を実施されていないことも多く見受けられます。
たとえば、「スタッフが増えたから写真を追加したい」「テキストを変更したい」としても、連絡がつかなくなるとページを更新できなくなってしまいかねません。
ホームページは制作完了してからが「スタート」です。
サイトを更新対応してもらえないのは、かなりの痛手となることもあります。
「確かに安いけど、多少リスクを伴う可能性がある」という点も理解しておきたいところです。
テンプレートタイプ
テンプレートタイプのホームページ制作費用は0円〜20万円が相場です。
ランニングコストは、月額8000円〜10000円ほどかかるケースが多いです。
テンプレートタイプのホームページは、あらかじめ優良品質のひな型を作っておき、そのひな型をベースに制作するため、一般タイプと遜色ない品質なのが特徴です。
ただし、デザインの自由度がやや低いのが注意点です。
当スタジオのデンタルウェブがこのテンプレートタイプに近いです。
歯科ホームページは新規患者様獲得のツール
歯科医院経営において、新規患者様を獲得し続ける必要があります。
そして、優秀な歯科衛生士を確保し続ける必要があります。
広告規制がある歯科業界にとって、ホームページは非常に重要なツールとなっています。
もしもあなたが地域で上位10%以内の診療報酬を得る歯科医院に入りたい・すでに入っている場合は、「一般タイプ」で作成することをおすすめします。
なぜなら、他医院との差別化を図り、自由診療の獲得などが重要となるからです。
ホームページを充実させることは必須の施策と言えるでしょう。
もしもあなたが地域に根ざした診療を第一とし、患者様の口コミを重視したいと考えるならば、当スタジオのデンタルウェブをおすすめします。
なぜなら、コスパが良いテンプレートタイプで、歯科に特化しており、なおかつ価格と品質に優れているからです。
我々は、ホームページ制作は「値段で決めるのではなく、目的を定めてから決めることが正解」だと考えております。
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