デンタルウェブコラム

歯科医院の増患・集患のために、ホームページ作成やホームページのリニューアルを考えるのは大切なことです。
重要なのは、その時、「患者さまの目線を強く意識できてるか?」という点です。
制作側の想いだけでつくりこんでしまわぬよう、気を付けたいところです。
今回は、患者さんが知りたいことは何か?患者の目線を優先したコンテンツ作りのためのお話です。
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好印象はホームページで作ることができる!
患者さんが歯科医院を選ぶとき、『評判』と『印象』の2つが決め手となります。
その点、ホームページでは、コンテンツ次第で良い印象を持ってもらうことができます。
つまり、『好印象は、作れる』のです。
では、患者さんが「この歯医者さん、印象がいいな、ここにしようかな」と思えるコンテンツとは、一体どのようなものでしょうか?
患者さんが知りたい3つのポイントとは?
どんな雰囲気か?
まず、患者さんが知りたいのは、雰囲気のよい歯科医院かどうかという点です。
ホームページに暗く沈んだ写真が掲載されていると、どんなに最新機器を導入していても、患者さんは「古そう」「腕もイマイチかも…」といったイメージを抱いてしまいます。
清掃が行き届いていなさそうな不潔な印象を与えてしまうのも、マイナスです。
また、「痛くないといいな…」と考えている患者さんが多いので、痛みの少ない治療への配慮についてのコンテンツが掲載されていると、安心できます。
説明をしてくれる?相談しやすい?
不安を抱いて来院する患者さんがほとんどなので、親身になってくれそう、相談しやすそうといった院長やスタッフの人柄が伝わると、好印象を持たれます。
ホームページで優しさをアピールするためには、院長あいさつのページで地域医療への情熱を伝えるだけでなく、趣味や家族に関するちょっとした情報を載せるなど、親しみやすさが伝わるように工夫します。
また、スタッフの仲がよさそうな写真や文章を掲載し、医院全体でチームとなって連携して診療に当たっている雰囲気を伝えるのも良いでしょう。
女性の医師がいる、子ども連れでも大丈夫など、安心感につながる有効な情報は前面に押し出し、しっかりアピールすることをおすすめします。
きちんと治る?悩みが解消する?
もちろん、治療面での好印象を求めている患者さんもいます。
そんな患者さんのために、「得意とする治療」や「患者さんを集めたい診療」について、わかりやすく紹介したページを用意すると良いでしょう。
コツは、治療の内容をずらずらと書くのではなく、腕がよさそうな印象を醸し出せる、雰囲気を重視したコンテンツにすることです。
「患者さんのどんなお悩みをどう解決したのか」といった読みもの風の体験談を掲載するのも「患者さんへの想い」を伝える有効な手段です。
一人ひとりの患者さんに親身になって治療しているという好印象につながります。
ホームページ作りで医院の強み・魅力を再発見!
ホームページの作りは、多忙を極める院長さん、事務局長さんにしてみれば少し面倒に感じることかもしれません。
けれども、そこには、医院の強みを一から整理できるというメリットがあります。
患者さんに何をアピールしていくべきなのか、独自の魅力が見えてくることがあるのです。
これから効率よく増患・集患していくためにも、ホームページ作りに費やした時間は、とても有意義なものになるはずです。
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