歯科コラム
インプラント専門歯科ホームページ制作をわかりやすく解説
自費診療(自由診療)で価格をある程度自由に設定できるインプラント治療は、歯科医院では積極的に取り組んで行きたい診療項目の一つです。
最近は、一般歯科でもほとんどの歯科医院でインプラント治療を謳ってはいるものの、その歯科医院のホームページを見ても、どれくらい本気でインプラントに取り組まれているのかがわかりにくいケースは非常に多いです。
そうした内容を患者様が見られると、なんとなく不安を覚え、結局インプラント専門、またはインプラントの治療事例の多い歯科医院様を探してそちらに足を運んでしまわれます。
一般歯科としてだけではなく、インプラント治療においても集患を成功させ、インプラント治療の実績を積み重ねてさらなる信頼を作り上げるための、インプラント専門・歯科ホームページとはどういうものなのでしょうか。
今回はデンタルWEBの初期費用無料制作から少し離れ、インプラント専門歯科ホームページ制作についてわかりやすく解説していきます。
関連記事:「矯正歯科のホームページ制作の流れをわかりやすく解説」
目次
インプラント専門歯科ホームページ制作時の選択肢
インプラント専用の歯科医院ホームページを制作する場合には、大きく分けて三つの選択肢があります。
1.一般歯科としてホームページ制作し、診療内容の一つとしてインプラントを紹介するケース
2.インプラントを専門に取り扱う歯科医院としてホームページ制作するケース
3.一般歯科としてのホームページを基本として制作し、別枠の特別サイトとしてインプラント専門ホームページを制作するケース
それぞれ詳しく解説していきます。
一般歯科としてホームページ制作し、診療内容の一つとしてインプラントを紹介するケース
もっとも一般的な方法としては、一般歯科としてのホームページ制作をまずは行い、その中の多数ある診療項目の中の一つとしてインプラントを紹介する方法があります。
最もお手軽な方法ではあるものの、その他の診療内容と並行して表示される形になるため目立ちにくく、インプラントを行っているということ自体に気づいてもらいにくいです。
仮にインプラント治療を行っていると気づいてもらえたとしても、ホームページにおけるインプラントの扱いがそれほど大きくない場合には、どうしても「それほど力を入れていないのではないか」、「事例自体少ないのではないか」と考えられてしまう可能性が大きく、患者様目線になるとその時点で他の歯科医院様に目が向いてしまうかもしれません。
インプラントに強い歯科医院としてのホームページを制作する
インプラントを全面に押し出すためには、インプラントに強い歯科医院という形でブランディングを行なっていくのが一番です。
ただ、その場合逆にインプラントのイメージが強くなりすぎてしまい、一般的な歯科診療の患者様から敬遠されてしまうリスクはあるかもしれません。
また、インプラントを強調する限りにおいて、日本口腔インプラント学会に加入しているとか、数多くの実績を持っているとか、何かしらの強みがなければ、全面に押しにくいという問題があります。
そういう意味では、このケースは「ちょっとこれからインプラント治療にも力を入れてみよう」という程度の認識では選択しにくいかもしれません。
インプラント専門のホームページだけ一般歯科ホームページと分けて制作する
最近の歯科医院でよく見かけるようになりましたが、一般の歯科医院のホームページから派生する形で、別のLP的なページをインプラント専門コンテンツとして用意し、紹介しているケースがあります。
このケースでは、元々の一般歯科としてのイメージを維持しつつ、それに加えてこんなことも専門的に行なっている、という形で訴求しやすくなるため、比較的おすすめの形と言えます。
特に、このケースを採用されている歯科医院様は、ホームページでの集患もしっかりできていて伸びている印象が強いです。
デンタルウェブでは、そうしたインプラント専門ページの制作も行なっております。
インプラント専門歯科ホームページのコンテンツ選択
インプラント専門歯科ホームページの形が定まったなら、次にインプラントページ内のコンテンツを選択していく必要があります。
インプラントのホームページに入れていくコンテンツの種類としては、以下のような内容が考えられます。
・インプラントに至るまでの悩みと、悩みへの共感
・入れ歯(義歯)とインプラントの違い
・インプラントの治療内容
・インプラントの治療期間
・インプラントのリスク/副作用
・インプラントの費用
インプラント治療を検討するに至った悩みや、それに対する共感は非常に大切な部分です。
中には他の医院でインプラントを断れられたような事例もあれば、歯を失った方、入れ歯やブリッジにはどうしても抵抗がある方など、さまざまな悩みが存在しています。
それら、代表的な悩みを拾い上げてコンテンツとして作っていきましょう。
それ以外のコンテンツについても、何を入れ、何を省くかはそれぞれですが、できる限り多くの情報が網羅されている方が、見る方にとっては助かりますし、Google検索におけるSEO上でも有利になると考えられます。
特に、治療内容については、写真やイラストなどを交えて、実例として紹介していくとわかりやすいでしょう。
費用については自費診療であるがゆえ、どうしても他院との比較にはなってしまうものの、結局わかることなので、積極的に載せていく方がわかりやすくていいでしょう。
インプラントの治療の流れを制作する
インプラント治療は、患者様にはどういう流れで行われるのかが全くわかりませんので、何から始まりどのような形で行われるのか、一連の流れについて詳しい記載があるととてもわかりやすいホームページになり、患者様の安心につながると考えられます。
特に、イラストや画像を交えてわかりやすいコンテンツを作ることを意識しましょう。
インプラントに関するFAQを制作する
患者様にとって、インプラント治療はわからないことだらけです。
歯科医師、歯科衛生士にとっては当たり前のことでも、わかりやすく説明するFAQを用意しておきましょう。
そうすることで、問い合わせに回答する手間も省けます。
どういうことについて疑問に思われるのか、質問を想定して回答を作りましょう。
インプラントに関するネガティブ要素を盛り込む
インプラント治療を検討されている患者様は、インプラント治療を行うことによるデメリットにも敏感です。
一般的に言われるインプラントのデメリットをこちら側からあえて開示し、その上でデメリットに対する回答を作っておきましょう。
ネガティブな気持ちを解決することができたなら、その時点で患者様のインプラント治療を受けたいという気持ちは大きくなります。
そして、その解決案を提示してくれた歯科医院様であれば、という信頼感にもつながります。
インプラント治療は自費診療で高額な費用も発生しますので、本当に信頼できる歯科医院様でなければ治療する気にはなかなかならないものです。
患者様の信頼を勝ち取れるインプラント専門歯科ホームページ作りを意識しましょう。
一般的に言われるインプラント治療のデメリットは以下の通りです。
インプラントは外科手術が必須
・自費診療なので保険が効かず治療費が高額
・治療期間が長くかかる
・治療後のメンテナンスが必要
・強く噛みすぎてしまう
・金属アレルギーが不安
・再びの治療が困難
・感染症が怖い
インプラント専門歯科ホームページ制作で集患を実現
一般歯科の中の「インプラント」という治療項目の一つ、という扱いではなく、インプラント治療を特別なものとして訴求することで、専門医としての印象も強くなり集患に繋げられる可能性が高まります。
治療の腕はもちろん何よりも大切ですが、同時に、それを「どう見せるか」という部分が歯科ホームページでは重要になります。
ただの「インプラント」ではなく、技術に特化したインプラントとして、効果的な見え方を模索していきましょう。
デンタルWEBでは、一般的な歯科医院様の歯科ホームページだけでなく、インプラント専門歯科としてのホームページ制作、LPのようなインプラント専門ページの制作も承っております。
デンタルWEBの初期費用無料のホームページ制作とは異なりますので、費用についてはどういうサイト構成にされるかによって変わってきます。
まずはどういうインプラント専門ホームページにされたいのかのイメージとともに、お問い合わせをお待ちしております。
もちろん、どういうサイトにすればいいのかよくわからないというご相談も問題ありません。
多数の事例に照らし合わせて最適なご提案をさせていただきます。
デンタルWEBでは、ホームページ制作およびリニューアルにおいて、医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算・在宅医療DX情報活用加算、Google検索におけるモバイルフレンドリー/MFI(モバイルファーストインデックス)などにもしっかり対応いたします。
歯科全般の制作事例を豊富に持っておりますので、お気軽にご相談ください。