デンタルウェブコラム
「歯が痛い!」「口が臭く感じる」「歯の黄ばみが気になる…」
こういった悩み・問題を抱えており歯医者さんに行かなくてはと思っても、なかなか行動に移せない方は非常に多いと思います。
なぜ行動に移せないのかを考えると
- 時間がない
- 痛いから怖い
恐らくこの2つが大多数を占めると思います。それでも行くと決めた人は、近所によい歯科医院はないかスマートフォンで検索し始めます。
今回は患者さまがどういった思いで歯科医院のホームページに訪れるかのプロセスをお話いたします。

ホームページにたどり着くまで
最近はGPSにより「歯科院+地域名」のようなことをしなくてもその方の居住エリアの歯科医院を検索するように進化していますので
- 歯科医院
- 歯医者
- 歯科
こういったシンプルなキーワードで検索するだけで、近所の歯科医院を見つけることができます。
とはいえ、検索結果で上位表示させるSEO対策としては今までと変わりなく、「歯科医院+地域名」で上位表示を行うようにすることになります。
また、希望の施術がある患者さまにおいては、下記のような施術名で検索される方も多いです。
- 矯正
- ホワイトニング
- インプラント
次のグラフは検索順位とクリック率の関係を示したものです。横軸が検索順位、縦軸がCTR(クリック率)となっています。

青:デスクトップ 赤:モバイル
1位は32%前後クリックされ、10位は2%以下とかなり開きがあります。5位以上であれば一気にクリック率が上がることからいかに5位以上を獲得するかが重要になります。
ホームページにたどり着いた後
それではホームページをクリックした患者さまがよく見るページは何だと思いますか?
- 院長紹介ページ
- スタッフ紹介ページ
この2つがアクセス数が多いページになります。つまりこの2つのページを充実させることが重要と言えます。照れもあったり、インターネットに公開したくないという思いから情報を制限される方もいらっしゃいますが、ぜひ力を入れてページを作成していただきたいと思います。
そして、これらのページの印象を良くする最大のポイントは写真になります。
より素敵な印象を患者さまに与えるためにも、思い切ってプロの方に撮影をしていただきたいです。
掲載する内容もできるだけ文面を増やして充実させてください。
患者様は、充実された院長紹介で安心され、他のページも少し見て、あとは予約されます。この時も古いホームページ ですと反応は下がります。
この時点でホームページがその医院の印象を決めるものとなっていますので、もし決め手に欠ければそっと戻るボタンを押して他歯科医院のホームページを閲覧されることでしょう。
さいごに
患者さまが歯科医院のホームページに訪れるまでの流れはご理解いただけたでしょうか?
まとめ
- 不安だから、HPを見て安心したい
- スマートフォンの検索で探す
- 上位5位以内のHPを閲覧して検討する
- 真剣な人ほど院長及びスタッフ紹介ページを見る
対策方法
- HP上に写真を掲載し安心させる、HPの雰囲気もよくする
- スマホ対応のHPにする
- SEO対策をする=ブログ・コラムを定期的に更新する(週一回程度)
- 院長あいさつの写真と文面の品質を上げる
ホームページから新しい患者さまを獲得できると医院経営が安定します。
ホームページに力を入れてみることをおすすめします。