歯科衛生士 

歯科衛生士の年収800万超え? 平均給与とおすすめ副業

一口に歯科衛生士といっても、コンビニより数が多い歯科医院、そしてそこで働く歯科衛生士、平成30年時点で日本全国の就業歯科衛生士の数はなんと13万人を超えています。(参考:「政府統計を用いた歯科衛生士の継続就業率」 )

そのため、「歯科衛生士の年収ってどれくらい?」と質問されたとしても、すぐに正確な回答をするのは難しいです。

別のアンケート資料を見ると、下は年収130万円以下から、上は900万円以上まで、同じ職種とは思えないレベルで大きな差があります。

そのように、収入の幅が非常に大きく、極端な歯科衛生士ですが、どうしてそのような差が生じてしまうのでしょうか。

今回は、歯科衛生士の最低年収と最高年収、そして歯科衛生士の限界を超えた年収を達成するにはどうしたらいいのか、ご案内していきます。

 

歯科衛生士の年収分布

就業形態を「常勤」で確認した場合、以下の回答が得られています。(参考:「歯科衛生士の勤務実態調査 報告書」)

  • 年収130万円未満0.7%
  • 年収130万円以上300万円未満31.3%
  • 年収300万円以上400万円未満35.3%
  • 年収400万円以上500万円未満16.6%
  • 年収500万円以上600万円未満6.5%
  • 年収600万円以上700万円未満3.6%
  • 年収700万円以上800万円未満2.2%
  • 年収800万円以上900万円未満0.9%
  • 年収900万円以上1000万円未満0.1%

 

上から下までかなりの差がありますが、平均すると年収370万程度、ということになります。

一般的な給与水準からすると、平均値としてはやや低い印象かもしれませんが、年収400万以上の歯科衛生士も25%以上存在していることを考えると、必ずしも歯科衛生士の給与水準が低いとは言えません。

 

これが、「非常勤」になると、当然平均年収はグッと下がります。

年収130万円未満が58.2%、130万円以上300万円未満が32.5%、300万円以上400万円未満が4.9%です。

 

歯科衛生士の年収におけるボーナス水準

令和4年賃金構造基本統計調査によると、36.5歳・歯科衛生士の全国平均のボーナス水準は、年間で43万2300円とされています。

つまり、年2回と考えると、一回あたりのボーナス額は約21万円ということになります。

ただ、歯科衛生士の離職率の高さを考えた場合、勤務月数が足りずボーナスが貰えないというケースもかなりあると考えられます。

職場を変えれば変えるほど、本来ならもらえるはずのタイミングでボーナスが貰えない歯科衛生士が増えてしまう、というわけですね。

そう考えると、こうして出てきている平均的な数字よりも、実際の場面では賞与をもらえていない歯科衛生士も多いことが想定されます。

参考:「令和4年賃金構造基本統計調査

 

歯科衛生士の年収から見る平均月収

歯科衛生士の年収の平均が370万円だとすると、12ヶ月で割って単純計算月収30万程度、ということになりますが、ボーナスを考慮するともう少し下がります。

一般的なボーナス支給が行われる歯科医院であれば、年2回のボーナスが想定されます。仮に年2回で、上記平均の合計43万円程度のボーナスが支給されるのであれば、年収370万の月収平均は27万円ほどとなります。

そこからさらに健康保険料や国民年金保険料、所得税等々が引かれた結果の手取り額としては、20万弱といったところでしょう。

そう考えると、歯科衛生士の平均的な給与額は、高給とはいいにくいかもしれません。

また、歯科衛生士の初任給は20万満たないことが多いと言われているため、そこから年収500万以上を目指すのは、なかなか難しそうにも思えます。

実際に存在している、歯科衛生士で年収500万以上、それどころか年収800万以上を達成している人は、一体どうやって稼いでいるのでしょうか。

 

歯科衛生士と歯科助手の違いと年収差

ところで、歯科医院には歯科衛生士の他に歯科助手と呼ばれる人も働いています。

歯科衛生士と歯科助手は、何が違うのでしょうか。

歯科助手は、歯科衛生士とは異なり国家資格があるわけではなく、特に何らかの定義が存在するわけでもありません。

一般的な業務としては、診療補助業務であったり、歯科医院の受付や会計、カルテの準備や診療報酬の請求などを行います。

レセプト(診療報酬明細書)の作成は非常に大切な業務の一つであり、専門性の高い業務とも言えます。

そのため、歯科衛生士のように診療に直接的に関わるわけではありませんが、歯科医院において欠かすことができないポジションです。

そんな歯科助手の年収はというと、250万〜330万が平均的な水準と言えそうです。

歯科衛生士と比較すると若干下がる傾向にありますが、それでも役割や能力によっては歯科衛生士と変わらない年収水準も目指せると考えていいでしょう。

ただし、年収の上振れ度合いでいえば、やはり歯科衛生士の方が大きいと考えて間違いありません。

 

 年収500万越えの歯科衛生士になる方法

気になる「年収500万超えの歯科衛生士」になる方法についてです。

歯科衛生士の年収を上げる方法はいくつか存在します。

 

給与の高い歯科医院で働き年収を上げる

単純すぎる話ではありますが、最も簡単に歯科衛生士が年収を上げる方法としては、給与の高い歯科医院を探し、就職することです。

元々歯科衛生士は非常に同業他院への転職が多い職種です。

転職経験のない歯科衛生士は3割程度であり、定着率も低いという特徴があります。

日本全国に歯科医院は6万以上あり、慢性的に人手不足で歯科衛生士は引く手あまたなのです。だからこそ、就職する際にしっかり給与面を確認し、少しでも年収が高くなる歯科医院を選択したいところです。

当然のことながら、給与が高い歯科医院やボーナスがいいとされる大学病院は人気を集める傾向がありますから、なかなかいい条件の求人は見つけられないかもしれませんが、タイミングもありますし、働きながらでも粘り強く探してみるのも一つの方法です。

 

矯正歯科やインプラントなどの保険外診療を中心に行う歯科で年収を上げる

人気具合にもよりますが、一般歯科よりも保険外診療を中心に行う歯科医院は、儲けが大きい可能性が高いです。

例えば矯正歯科、例えばインプラントに力を入れている歯科医院などがそれにあたります。

視点を少し変えてみて、一般歯科から少しずらして再就職先を探してみるのも一つの方法です。

 

歯科衛生士として役に立つ資格を取り年収アップに繋げる

すぐに年収アップにつながるわけではありませんが、長期的に考えた場合、歯科衛生士として役に立つ資格をとっておくと、そのまま将来的に給与に反映される可能性が高まります。

当然のことながら、仕事ができる歯科衛生士になれば評価が上がって自動的に給与も上がるでしょうから、その評価の一つの見えやすい指標としても資格は役に立ちます。

 

歯科衛生士が取得したい資格一覧

どんな職業にも、その職業でなければ拾得できないスキルや資格があります。

例えばゲームやアニメで言うなら専用装備だったり職業専用魔法のようなものです。

歯科衛生士になったといっても、そのまま丸腰ではやはり強敵とは戦えません。

専門性を高め、年収を上げるための強力な武器を手に入れましょう。

  • 日本歯周病学会認定歯科衛生士
  • 日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士
  • 日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士
  • 臨床歯科麻酔認定歯科衛生士
  • 日本顎咬合学会認定歯科衛生士
  • 日本小児歯科学会認定歯科衛生士
  • 日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士
  • ホワイトニングコーディネーター
  • 歯科感染管理者
  • トリートメントコーディネーター
  • 歯並びコーディネーター
  • 減菌技師
  • 糖尿病療養指導士
  • 歯科食育士
  • 認知症サポーター

 

歯科衛生士+副業で稼ぎ年収を底上げ

最後に、歯科衛生士と完全に離れてはしまいますが、副業で稼ぐ、という方法もあります。

副業での稼ぎが大きくなれば、年収500万どころか、年収800万も夢ではないでしょう。

細かい副業はいくらでもありますが、ここではある程度の効果が見込める副業をいくつか紹介します。

 

【おすすめの副業一覧】

  • Youtuber
  • SNS運用
  • 動画編集
  • アフィリエイト
  • プログラミング

 

歯科衛生士の年収アップにおすすめ副業:Youtuber

歯科衛生士は専門知識を有しているからこそ、一般人には絶対に参入できないという意味でYoutuberに向いています。

昨今は、Youtuberのジャンルもかなり多岐にわたってきており、その中で医療系Youtuberというポジションを取ることができる歯科衛生士は、強みとして生かすことができます。

もちろん、どこまで需要があるかとか、ジャンルとしての伸び代やマネタイズについては事前にしっかり練り込んでおこないと、結局長続きしないというケースは非常に多いです。

ブランディングと、それに伴うファンの獲得を一番に考えて戦略を練りましょう。

 

歯科衛生士の年収アップにおすすめ副業:SNS運用

Youtuberと似た内容となりますが、表現の場が動画かSNSか、という違いで、SNSによる情報発信もおすすめの副業の一つと言えます。

SNSとはいえ、TiktokはもちろんインスタグラムやXでもショート動画の配信が重要になっていますので、短い動画を作りつつ、それ以外の情報発信を並行していく流れになります。

Youtuberほど長尺の動画は必要ありませんが、それでもコンテンツの制作には時間を要する可能性も高く、副業としてはかなりの粘り強さが要求されます。

あるいは、本職を引退したあとの選択肢として考えるのもありかもしれません。

マネタイズ面では、アフィリエイトを採用することを検討しましょう。

 

歯科衛生士の年収アップにおすすめ副業:動画編集

歯科衛生士としての強みが全く生かされませんが、別の畑の副業として、最近人気を集めているのが動画編集です。

スキル自体は、独学で学ぶこともできますし、ある程度の投資を覚悟するのなら、数多くの動画編集スクールが存在していますので、それらを利用することである程度の基礎は身につけることができます。

基礎ができれば動画編集の仕事も一定量はこなすことができます。

同時並行して、自分で動画を作成して練習した上で、自信がついたら副業として仕事を探してみるという方法もあります。

 

歯科衛生士の年収アップにおすすめ副業:アフィリエイト

ひと昔前までは、個人のアフィリエイトは副業としても大人気でしたが、ここ数年は状況が大きく変わり、難易度も高まっています。

特に歯科衛生士の戦場である医療ジャンルはYMYLと言われ、個人サイトで上位表示することがほとんど不可能になってしまっています。

そのため、もし歯科衛生士のスキルを活かしてアフィリエイトでの収益を狙いにいくのであれば、SNSの活用が必須となります。

医療ジャンルは完全に諦めて、全く別のジャンルを狙っていくのであればまた話は変わってきますが、いずれにしても時間がかかりますし、成功する確率は低く、費用対効果としてはかなり悪いと考えた方がいいかもしれません。

ただ、当てた時の爆発力には引き続き大きな魅力がある副業とも言えます。

 

歯科衛生士の年収アップにおすすめ副業:プログラミング

動画編集よりもさらに専門的なスキルとなりますが、プログラミングも副業として人気です。

プログラマーは圧倒的に数が足りておらず、引く手数多と考えていいと思いますが、ただし需要があるのは一定レベル以上の能力のあるプログラマーである、という点がポイントです。

ほどほどの能力では、実際に身につけたとしても仕事に繋がらない可能性もあるため、その点を踏まえた上で学んでいく必要があります。

本格的なプログラミングを身につけたなら、歯科衛生士を完全にやめてしまって、副業ではなく本業として就職することも可能になるかもしれません。

 

年収800万の歯科衛生士を目指して

年収の高い歯科衛生士に共通している特徴としては、「歯科衛生士」として求められている水準以上の貢献を、勤めている歯科医院に対して行なっています。

常に様々なジャンルに目を配り情報収集を行い、業務改善の一助となるように意識してみましょう。

そのうちの一つとして、歯科医院のホームページ改修も非常に重要な情報と言えます。

現在ホームページからうまく集患できていないのであれば、ホームページをどう改修すれば効果を最大化できるのか、どういうリニューアルが効果的なのか、まとめて提案してみるのも一つの方法かもしれません。

そんな、安定した歯科医院経営のためのホームページでの集患については、デンタルWEBにお任せください。

デンタルWEBでは、ホームページ制作およびリニューアルにおいて、Googleのモバイルフレンドリー・MFI(モバイルファーストインデックス)に寄り添い、医療DX推進体制整備加算医療情報取得加算在宅医療DX情報活用加算など最新の診療報酬にもしっかり対応いたします。

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